トッピング[のり]

お笑いとか音楽とかただの日記とか

11/22 ふしぎサークル@神保町花月

2年前に開催された時は20人程度しか入らなかったふしぎサークル。
田所「前回の反省を踏まえまして、集客のある人間を呼んだらまんまと完売ですよ」

仁さんに呼び込まれ舞台上に揃うふしぎサークルの皆さん。
しかし出てきたのは福田長澤押見尾関の4人。
長澤「楽屋にいたときはもう一人くらいいなかった?」
福田「押見さんがもう一人いたかも。ドッペル押見じゃないすか?」
尾関「なるほどドッペル押見」
押見「尾関君までそういうのやめて」

房野さん登場。
田所「このライブをやるって言ったらすぐに食いつきやがってね。すぐにゲストにぶち込んでやりましたよ」

5人はサークルのメンバー、房野さんは聞き役ゲスト的な立場。
房野さん以外全員白衣着用。
尾関さんと押見さんだけ白衣の丈が短い。というか割烹着。漂う料亭感。
福田「今日は神楽坂の方は良いんですか?」

上手に4人が着席、下手に房野さん着席、教卓のような台。
授業形式で一人ずつふしぎな話を語っていく。


「ジム兄弟」…田所
同じ人生をたどる不思議な双子の話。
人生はプログラミングされているのではないか。


「人間を虜にする恐ろしい数学」…福田
理学部数学科卒の福田さんが語る美しい等式と数学に取りつかれた数学者たちの話。

福田「オイラーの等式っていうのがありまして…」
房野「おいらの?」
福田「長渕じゃないんだから」
房野福田「「おいらーのーとうしきー♪」」
福田「じゃないんすよ」

愛に愛をかけていっぱいの愛情になる!
って福田さんが言い放った時の会場の空気…

続いて「僕これ見つけたとき笑っちゃって…くふふ…」
と笑いをこらえながら数式をホワイトボードに書いていく福田さん。
福田「これ見て久々に笑ったんすよ」
房野「さっきも聞いたよ」

書かれたのは『128√e980』
これの上半分を消したら「ilove you」になる。
押見「好きだねそういうの」

途中大きめの地震が。
福田「こんなん大丈夫ですよ。3.11の時そこらへんのパチンコ屋にいて、メダル持ったまま避難しましたから。そんなことよりこれを見てください」

あとはポアンカレ予想を巡る少し背筋が寒くなる話など。


「日本は神が作った世界の中心にして世界のすべて」…長澤
右翼、新興宗教感漂う長澤さんの語り。
四国とオーストラリアが似てる説に始まって、日本列島は世界の縮図である説。
重要なところがふわっとしててよく分からないという福田さんの指摘に「ふしぎだから良いんです」と締めくくる長澤さん。

長澤さんに置きチケを頼んだお客さん「ふじきサークル1枚お願いします!」

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「幻の超巨大恐竜」…尾関
巨大恐竜の背骨の話から尾関さん巨人いじり。
尾関さんは九段下にいる説(遠近法的な意味で)
尾関「俺首弱くないですから」


「不思議な螺旋階段」…押見
サンタフェにある支柱のないふしぎな螺旋階段の話。
大工をジジイ呼ばわりする押見さん。
押見「ジジイが来なかったか聞いたらジジイ来なかったよって」
房野「みんな口が悪いんですね」

ロマンチックな話があって…と入り
押見「まあ僕はこんな話信じないんですけど」
と締めくくる押見氏。

房野「押見さん発表中マイク一度も使わなかった…」
「不思議ぃ〜」


「虚舟の蛮女」…田所


時間が足りないのでこの話についての続きは第二回で!というお楽しみ。
仁さんなりの解釈を発表してくれるらしい。


房野「面白かった〜!」
田所「面白かったですか?次はこれ、(白衣をピピッ)着れますよ」
房野「やったあ!」

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11/21 グランジ単独ライブ「人生ってこんなもんか」@ルミネtheよしもと

11/21 グランジ単独ライブ「人生ってこんなもんか」@ルミネtheよしもと


『2年ぶりの単独ということで、独特の空気に飲み込まれてしまいそうなので
景気付けにまずはチームグランジによるマオリ族のダンス・ハカをお楽しみください』

明転、舞台上にはグランジ3人と20人くらいの「作家」「プロデューサー」「舞台監督」など
それぞれの肩書を付けたいわゆるチームグランジの面々。照明と人数で迫力がすごい。

五明「一人ずつ目標を言ってもらいましょう!まずは大!」
大「私事ですが…(客拍手)ありがとうございます、個人的に色々ありまして
自分自身ついていけておりません、今日は噛まないように頑張ります」
遠山「」(なんて言ってたか忘れた遠山さんごめんなさい
ミュージシャンっぽい入り、そしてさっそく噛む)
五明「頑張る!だから頑張れ!」
「ワラエワラエオキャク!」A列のお客さんに詰め寄るチームグランジ
五明「A16!」
遠山「A18も油断するなよ」
プロデューサーも目標を、と振られ
「来年は3days出来るように…」
と初日オープニングからエンディング感を出すプロデューサー。
マネージャー目標「グランジを推します」
とっくに推しててよ。

一連が終わり
大「人生ってこんなもんか」遠山「ああ、こんなもんだよ」五明「でも、変えてやりてえよなあ」
みたいな台詞が入って、本編スタート。こことてもわくわくした。


OPV:arizona/SuiseiNoboAz


※ネタの流れやオチは書かない方がいいかなと思うので詳細は省きます。
金庫破りは今後やらない(やれない)と思うので記しておきます。


コンプライアンス<コント>
1本目から殺せだの殺すだのグランジらしさ溢れまくるコント。

ブリッジ①「遠山母にインタビュー」
大さんと奴さんの熱愛について遠山母に意見を伺う。
電話をかけるとパチンコ中の遠山母。海物語が好きらしい。
ワイドショーで西川先生が二人の熱愛について「どうでもいい」的な発言をしたことに憤る母。
大吉さんのことを「博多さん」と呼ぶ母。「華丸さん」と呼び間違う母。
奴さんとの熱愛でグランジもワイドショーに出ることが出来た、
大さんはグランジにとって多大なる功績を残した!と母。
DVD1万枚売って、沢山オファーかけてるって言ったくせに冗談じゃないよ!
そんなことなら辞めちまえって言いたいよ!
売れてなきゃカッコ悪いんだよ!と熱くグランジを想う母。
大さんには「グランジのためにも絶対に別れるなよ!別れたら大変なことになるぞ!」と忠告。
五明さんには「真面目だから特に言うことない」

遠山母はG軍がよしもとに対して思ってることを代弁してくれたなあと思う。
熱い母で羨ましい。
お笑いのDVDが売れない時代に10966枚売った芸人に対して
持ってきた仕事ダシダってなんなの!
ダシダって…


ホトトギス<コント>
鳴かぬなら、でおなじみの3人。

ブリッジ②ダシダ
走った場所を地図上に記してくれるランニングアプリを使ってダシダという文字を作る。
結果、まあ読めなくはないかなぐらいのダシダが完成。
ぬるっと終わった。


③電話会談<コント>
オバマに電話会談を申し込みたいのに…
ポテチ食べたくなるコント。

ブリッジ③おはようございます選手権
後輩からどれだけ尊敬されているか対決。
無限大ホールで後輩の挨拶のデシベルを測る。
最下位の罰ゲームは「後輩の態度について説教」
トップバッター五明さん。
思ったより挨拶されないことにびびる。後輩たちは全体的に挨拶の声が小さい。俺たちの知ってる後輩の挨拶じゃないかも、と。
2番手大さん、五明さんの時と大差ない。
そして最後、10966トートを肩にかけるというドーピングをした状態で出向く遠山さん。
結果、大86五明83遠山77 くらいの数値で圧倒的に尊敬されてない遠山さん。
お説教タイム「グランジだぞ?タレント名鑑にも載ってるんだぞ?」

お説教タイムでカゲヤマの益田さんがしっかり映ってて、そこに目がいってしまった。
大さん五明さんには挨拶をしてた後輩が遠山さんのことだけスルーしてたり、
あれがガチだとしたらなかなかの衝撃映像だった。
あと、遠山さんが10966トートを持ち出したのを見て、
自分たちのグッズに愛着を持ってるのってすごく良いよなあと思った。
ちょっと違うけど井下好井の井下さんがカゲヤマのiPhoneケースをずっと使ってるのも可愛い。


④水木記念病院<コント>
砂かけ婆とこなき爺、職業病。
投球フォームがなっとらん。

ブリッジ④似顔絵
似顔絵師の人に後ろ姿の写真とプロフィールだけを見せて想像で似顔絵を描いてもらう。
その絵はこちら。

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漂う下北の小劇場感。
五明さんが看板役者とのことです。


⑤のれん分け<コント>
五明さんが喚く叫ぶ気の狂ったコント。遠山さんのおばちゃん役がリアル。

ブリッジ⑤コンプライアンスチェック①
吉本興業コンプライアンス担当の者ですが、当社にクレームが入っておりまして…
心当たりはありませんか?」
とドッキリ電話。
ターゲットはライス関町さん、トレンディエンジェル斉藤さん。

関町:思い当たる節・・・男だけで野球拳をした。
ネタばらし。電話が来たタイミングがともる君を保育園に送っていった帰りだったからテンションが…とへこむ関町さん。
斉藤:心当たりアリ、生々しすぎて使えない。
あれですかねえ…っていくつか喋ってたけど全部ピーで消されててガチ感すごかった。お兄さんトレンディだね。


⑥息がピッタリ<漫才>
タイトル通り息がぴったりな漫才

ブリッジ⑥コンプライアンスチェック②
ピクニックさん、しずる池田さん。

ピクニック:心当たりゼロ。すぐネタばらし
池田:思い当たる節・・・京都で写真を断った。
「写真撮るのやめてもらえますかって言いました」

その後、グランジの元にやってくる池田さん。
コンプライアンス担当の警視庁OBの方に「お前薬やってんだろ?」って言われたことがあるという衝撃の暴露。


⑦金庫破り<コント>
BIG3とかで遠山さんが言ってた“舞台上で全裸になりたい”願望が叶ったコント。
遠山五明が金庫破りに入った泥棒、大さんは警備員役。
舞台上に全裸のマネキン、警備員の足音、「マネキンのふりをしよう!」
で、全裸になる二人。ライトで照らす大さん。股間を隠しつつ色んなポージングをする二人。
最後は二人で大さんに詰め寄り
「なぜマネキンじゃないと気付いた!」「最初から気付いてたよ!」で終わり。

このコントについて、エンディングで
大だけ全裸にならなくてずるいよ、明日警備員やる人じゃんけんで決めようよ、と五明さん。結局五明さんの一人負けで次の日も同じ配役でやることに。
一応じゃんけんはしてたけど遠山さん全然嫌そうじゃなかった。
「俺別に嫌じゃないけど…」って顔だった。というか遠山さん発案としか思えない。とにかく遠山さん願い叶って良かったねなコント。

ブリッジ⑦拓ちゃん大ちゃんのドッキリ大好き
遠山さんへのタガメドッキリ。

飲み物にタガメタガメを投げつける、差し入れの中身タガメ、SOLリスナーに扮したすごい論ともはさん「握手してください!」その手にタガメ、などなど。
タガメ~」


⑧恐育番組<コント>
つくってあそぼパロディ。
某国感漂う恐ろしいコント。

ブリッジ⑧LINE
グランジ3人のグループLINE。
遠山:久々の単独頑張ろうぜ~
大:俺はもう寝る
遠山:興奮して寝れねぇよ
五明:俺もだよ
遠山:寝れるなんてさすが大だよな~!
大:スタンプ
遠山:寝てなかったんかい!
五明:スタンプ連投
的な微笑ましいブリッジ。

◎大さんお気に入りのスタンプ

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◎五明さん連投のスタンプ

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⑨まつり<コント>
北島ファミリー関係者が客席にいたらグランジは抹殺されるでしょう。
華やかに終わるかっこよさ。


EDV:心像放映/米津玄師


カーテンコール:愛はおしゃれじゃない/岡村靖幸 w 小出祐介

ロビーでDVD、ポスター、ダシダを売ります。色々売っちゃってすいませんね~と3人。
グランジと一緒にダシダをプロモーションしてる韓国のアイドル?5tion登場。
「ダシダ通常200円のところ本日限りで100円!更に20個購入の方はグランジトークショーに無料でご招待!」
っていうのを遠山さんが喋りだしていよいよ吉本さん…ってなった。
グランジ早く売れてくれ。

「ドンキで差し入れ買ってきたんですよ~」と言って
袋から豆腐を取り出し大さんに渡す5tionの人。
続いて遠山さんにシャンプーTSUBAKI、五明さんに鬼のお面。

TSUBAKI」「鬼のお面」「冷奴」
椿鬼奴
でもそこから奴さんと大さんのことに言及するわけでもなく、
グランジも気付いてないのか何もツッコまず、はけてく5tion

おわり。


ライブをまるまる全部書いたことがほぼないから2時間を思い出しながら書くっていう作業にめちゃくちゃ時間かかった…
テレビでは出来ないであろうブラックなネタばかりで面白かったです。
きょうもたくさんのひとがぴすとるでうたれました。
やっぱり単独って良いな。
ライスのオール新作単独も早く観たい。

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『斜本〜しゃほん〜』 感想など

神保町花月第369回公演
マンボウやしろ劇団
「斜本~しゃほん~」
シューレスジョー/囲碁将棋/ボーイフレンド/ランパンプス伊藤真奈美(THEフォービーズ)/児玉絹世/ピクニック
(10/31~11/5)

◎虎親子

放火が分かる前、山月記のシーンでナオジは「自分の命を輝かせたい、破裂させたい」と言っている。
ショッピングモールに本屋が移転するとオサムは学校で酷いイジメを受ける。
その原因であるショッピングモールを無くしてしまえば息子が酷いイジメを受けることもない。
自分が輝くため、息子を救うため、放火
「犯罪者の息子って呼ばれるのよ!?」「今日からヒーローだよ」っていう会話があったように、町全体のギスギスの原因であったショッピングモールに火をつけて無かったことにすることによって、ナオジは町を救ったヒーローになった。と同時にその息子であるオサムもヒーローに。
普通だと思っていた自分が今まで読んできた物語の主人公のように劇的な人生を歩むようになることを想像して「すっげー興奮してる」オサムは虎の子。
普通自分の親が犯罪者になったからって興奮出来ない。
私は出来ない。

◎アベさん切ない
「僕が保証します。ここの店のエクレアは本当に本当に美味しいです!」がぐさっときた。
モールに商品を置くことで店の味をたくさんの人が知ってくれる。
そんな誠実な気持ちで頑張ってるだけなのに商店街の人から罵倒され中学生からは死ねだの殺人鬼だの金の亡者だの言いたい放題言われ、わけ分からなくなってるところにショッピングモール放火されるっていう。
切なすぎる。

◎ナオジがシズコに薦めた本
森絵都さんの風に舞い上がるビニールシートだったのは何か理由があるのかな?本のタイトルが見えなくて、太宰治と太田静子だから斜陽だろうと思ってたからその作品をチョイスした理由がとても気になる。

三島由紀夫金閣寺
ユキオちゃんの「お前火つけてこいよ」
金閣寺の主人公は寺を放火
たまたまかも?

◎初日からの変更点
山月記の袁傪役:よっちゃんから宮川さんに変更
人間椅子妄想シーンにレフェリー的存在の寺内さん追加
・マスジの進撃の鳩映像追加

◎お釈迦の衣装
蜘蛛の糸シーンで文田さんが着けてたの、西遊記物語で池谷さん(釈迦)と同じだったような

◎好きな台詞
オサム「君たちはでかいから良い椅子になれるよ!」
マスちゃん「そうさ俺はべらぼうさ!!」
シズコ「お前もアスカみたいにSAY YESしろよ!」

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